![]() |
![]() |
▽ヘッド周りパーツ |
▽腰下パーツ |
▽ミッションパーツ |
![]() |
![]() |
▽サスペンション関連 |
▽クラッチパーツ |
▽その他 |
![]() |
![]() |
▽駆動変速関連 |
▽ブレーキ、クラッチ関連 |
▽その他 |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
元来、WPC処理は金型の耐久性を上げるために生まれた技術で、その技術は周辺の工具、刃物への加工と広がってきました。
耐久性の向上は直接、コストダウンにつながるため、一躍脚光をあびています。
刃物のWPC処理例(寿命延長度) | ||
HSSCOドリル | F社 | 10倍 |
HSSEホモ処埋タップ | K社 | <4倍 |
超硬段付バニシングリーマ | K社 | 3倍 |
HSSCOエンドミル前処埋後TiCNコーティング | T社 | 10倍 |
超硬エンドミル前処埋後TiCNコーティング | M社 | 10倍 |
SKH51プローチ | A社 | 4倍 |
超硬チップ | T社 | 5倍 |
サーメットチップ | K社 | 2倍以上 |
SKH組立ホブTiNコーティング | T社 | 2倍以上 |
HSSE転造タップ | G社 | 8倍 |
金型のWPC処理例(寿命延長度) | ||
SKH11プレスパンチ | S社 | 3倍 |
SKH51プレスパンチ | A社 | 5倍 |
SKH51CVDコーティングパンチ | S社 | 10倍 |
超硬プレスダイ | M社 | 5倍 |
超硬トルクスパンチ | N社 | 5倍 |
SKH51冷間鍛造金型 | O社 | 5倍 |
SKH61熱間鍛造金型 |
M社 | 4倍 |
SKH61ダイカスト金型 | H社 | 3倍以上 |
SKH61ダイカストピン前処理後、TiCNコーティング | S社 | 5倍以上 |
部品のWPC処理例(寿命延長度) | ||
SCMシャフト | Y社 | 5倍 |
SCMギヤー | D社 | 14倍 |
SCMトーションバー | T社 | 10倍以上 |
SUJ二一ドルローラー | S社 | 10倍以上 |
SKポンプ部品 | N社 | 10倍 |
インコネル(熱による応力腐食防止) | N社 | 発生無し |
SUS304高圧容器(応力腐食割れ防止) |
K社 | 発生無し |
SCMスプライン軸(異状摩耗電食防止〉 | C社 | 5倍以上 |
アルミホイール | A社 | 3倍以上 |
銅溶抜電極(スパッターか少ない) | N社 | 7倍以上 |
TiCNコートした品への処理 | ||
TiCNコートした品への処理は、コートと下地の超硬共に強化する事を目的処理していますので、コート層も確保してあります。通常大きな粒子の処理剤で強く処理しおおまかな硬度を上げ、再度細かい粒子で処理し、緻密な層を形成します。最近では時間管理によって、コートしたものでも十分効果のあがる処理方法を採用しています。ですので、剥がすことなく効果が挙げられます。 手間を考えなければ、無コート時にWPCし、次にTiCNコートした上から再度WPCが理想的だと言うことです。 下地処理としてはWPC処理は優れていますし、コートしていない方が、超硬自体の強化が出来ます。 しかしながら現状では、TiCNコートされた品にWPC処理する場合が多いです。コートしてあるものをお持ちの場合は、充分効果が得られると思います。 |